審査要領（カテゴリーⅡ飛行）改正に関する説明会まとめ

みなさんこんにちは。

JUAVACドローンエキスパートアカデミー東京サテライト校です。

本日は、令和7年2月12日(水) ・14日(金) に開催された、「審査要領（カテゴリーⅡ飛行）改正に関する説明会」の内容をまとめてみましたので、是非ご覧くださいませ。

 

以下の変更は、申請者にとって手続きを大幅に簡素化する一方で、申請内容の正確性と適合性を確保する責任がより重要になりますね。

 

今回の説明会は、無人航空機の飛行許可・承認審査要領の改正、特にカテゴリー２飛行に関する改正について説明するものでした。

改正の目的は、ドローンの利用を促進するため、申請手続きを簡素化し、審査期間を短縮とのことです。

 

主な変更点を以下のとおりとなります。

•審査要領の改正:

◦カテゴリー2飛行（第三者の上空を飛行しない飛行）における審査要領が改正

◦改正は令和7年2月交付、3月24日施行予定

◦申請者が自ら基準への適合性を確認し、その結果を簡易な書面で示す形式に変更

◦これまで提出が必要だった機体や操縦者の詳細な資料（写真、取扱説明書など）の添付が不要。ただし、レベル3飛行に必要な追加基準については引き続き資料の添付が必要

•申請手続きの簡素化:

◦申請書式が大幅に変更

◦DIPS 2.0システムも改修され、新しい申請書式に対応

◦操縦者の追加基準への適合性登録が、申請ごとではなく一括登録に変更。これにより、申請ごとの入力の手間が削減

◦申請手続きの入力項目が簡素化され、適合性を「適/否」で選択する形式

◦申請内容を証明する資料は、申請時に用意しておく必要があり、当局から提出を求められる場合がある

•DIPS 2.0のメンテナンス:

◦システムメンテナンスのため、3月17日から3月24日まで飛行許可・承認申請の受付が停止

◦メンテナンス後は、新しい申請書式での申請が必要

◦受付停止期間中に審査中の申請で許可に至らない場合は、再申請ができないため、新規申請が必要

◦3月24日以前の申請は、変更や更新申請ができなくなるため、早めの申請が必要

 

スケジュール

•審査要領交付: 令和7年2月（航空局ホームページに掲載予定）

•審査要領施行: 令和7年3月24日

•DIPS 2.0システムメンテナンス: 令和7年3月17日頃から3月24日まで

•DIPS 2.0新システムでの申請開始: 令和7年3月24日メンテナンス終了後