子供用ドローンの選び方
2026/09/18
子供用ドローンの選び方|一等操縦士が教える、はじめての1台で失敗しない機体選び
執筆:平岩 勇介(株式会社スカイブレックス 代表取締役/一等無人航空機操縦士)
2026年9月時点の情報
本記事で紹介する機体は、当校が指導現場で実際に使用・推奨しているものです。
この記事の結論
子供用ドローンは「何をしたいか」で選ぶのが失敗しない近道です。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 操縦の基礎を身につけたい | Holy Stone HS210 |
| プログラミングまで学びたい | ALUX コーディングドローン |
| 続くか分からない | 買う前に教室の無料体験で試す |
どの機体でも、ガード・予備バッテリー・部品の入手しやすさ・簡単すぎないことの4点を確認すれば失敗しません。
なお、重さ100gを境にルールが変わる点や技適マークの確認は、こちらの記事で解説しています。購入前にご確認ください。
▶子どもがドローンを飛ばすのは違法?100g未満のルールと親が知るべき5つの安全対策
失敗しない機体選び4つのポイント
当校の体験会では、こんなご相談をよくいただきます。
- ネットで安い機体を買ったら、すぐ壊れて飛ばなくなった
- 操作が難しすぎて、子どもが嫌になってしまった
原因は機体の性能ではなく、選び方です。次の4点を必ず確認してください。
1. プロペラ全体がガードで囲まれているか
ぶつけても続けられる機体を選びましょう。
子どもは操作に慣れるまで、壁や家具に何度もぶつけます。プロペラが丸ごと囲まれた構造なら、機体も部屋も傷つきにくく、すぐに再挑戦できます。
2. 予備バッテリーが付いているか
2〜3本あると練習が続きます。
小型機の飛行時間は1本あたり数分〜10分程度。予備がないと、充電待ちの間に集中が途切れてしまいます。
3. 交換用プロペラ・部品が手に入るか
部品が買える機体が長持ちします。
プロペラは消耗品です。部品が手に入らない無名の機体は、1枚折れただけで飛ばせなくなることがあります。
4. 「簡単すぎない」か
少し流れる機体のほうが上達します。
自動で位置を保つ機能が強い機体は、最初は楽でも操縦力が伸びにくい面があります。流れる機体を自分で立て直す経験が、空間認識力を育てます。
カメラ付きの機体は魅力的ですが、撮影は操縦に慣れてからで十分です。
講師がおすすめする2機の特徴
当校推奨Holy Stone HS210:まず1台目ならこれ
操縦の基礎を固めるなら、最初の1台に最適です。当校では大人の受講生にも勧めています。
GPSがないため機体が前後左右にゆっくり流れ、国家資格の実地試験で求められる「ATTIモード」に近い感覚で立て直しの操作を練習できます。一方で高度は気圧センサーで自動的に保たれるので、子どもでも上下の操作に迷いません。
実際に当校で一等無人航空機操縦士に合格した受講生も、この機体で毎日練習を重ねていました。
- 重さ24.8g、機体全体をガードが覆う構造で室内でも安心
- 飛行時間は1本あたり約9分(新バージョンの場合)、付属のバッテリー3本で合計約27分
- カメラは付いていないが、価格が手頃
当校推奨ALUX コーディングドローン:プログラミングまで学ぶなら
プログラミングを本格的に学ぶならこの機体です。当校でもこの機体でプログラミングを教えています。
教育用に開発された100g未満の室内向け機体で、付属のカードを読み取らせるだけで動かせるパソコン不要のプログラミングから、Scratch、Pythonまで段階的に学べます。プロペラは柔らかいガードで覆われており、初めてでも安心です。
- カメラは付いていない
- パソコンで使う場合はUSB-A端子が必要
- iPadには対応していない
| HS210 | ALUX | |
|---|---|---|
| 向いている目的 | 操縦の基礎 | プログラミング |
| 強み | 練習効果・飛行時間・価格 | カードからPythonまで段階的に学べる |
| 注意点 | カメラなし | カメラなし・PC環境の確認が必要 |
買ったら最初にやりたい3つの練習
いきなり自由に飛ばすより、順番に課題をこなすほうが早く上達します。当校の教室でも取り入れている練習です。
- ホバリング
目の高さで10秒間、同じ位置に止める。流れたら小さく修正するのがコツです。 - 四角形飛行
前・右・後ろ・左の順に、床に置いた目印の周りを四角く飛ぶ。国家資格の実地試験にも通じる基本の動きです。 - 8の字飛行
2つの目印の周りを8の字に回る。機体の向きと操作の向きを合わせる、少し上級の練習です。
できたらカレンダーに記録すると、子どもが自分の成長を実感でき、練習が続きます。
1台目のあとのステップアップ
操縦、プログラミング、国家資格と、段階的に伸ばせるのがドローンの魅力です。
HS210で操縦 ▶ ALUXや教室でプログラミング ▶ 16歳から国家資格
当校は小学生から国家資格まで一貫して学べる、東京でも数少ないスクールです。
迷ったら「教室の機体」で試してから選ぶ
続くか分からないなら、まず教室で触ってみるのが確実です。
スカイブレックス KIDS DRONE 西尾久校では、機体とタブレットはすべて貸し出しています。無料体験で操縦とプログラミングの両方を試してから、ご家庭用の1台を選べます。「どれを買えばいい?」というご相談も、体験時にお気軽にどうぞ。
よくある質問
Q. 子供用ドローンは、いくらくらいの機体を選べばいい?
A. 最初の1台は、数千円〜1万円前後の入門機で十分です。高価な機体より、壊しても気軽に続けられる機体のほうが上達します。
Q. 大人の練習用と同じ機体でもいい?
A. HS210のように大人の国家資格の練習にも使われる機体なら、子どもの練習にも向いています。親子で同じ機体を使えば、上達を一緒に楽しめます。
Q. おもちゃ用とプログラミング用、どちらを先に買うべき?
A. まずは操縦の楽しさを知ることが先です。操縦に慣れてから、プログラミング対応の機体へステップアップする流れをおすすめします。
まとめ
- 最初の1台は「ガード・予備バッテリー・部品の入手しやすさ・簡単すぎないこと」の4点で選ぶ
- 操縦の基礎ならHS210、プログラミングならALUX
- 買ったらホバリング・四角形・8の字の順に練習する
- 迷ったら、教室の機体で試してから選ぶのが確実
執筆者:平岩 勇介
株式会社スカイブレックス 代表取締役/一等無人航空機操縦士。国土交通省登録講習機関「JUAVACドローンエキスパートアカデミー東京サテライト校」を運営し、500名以上を指導。
7歳・4歳の2児の父として、荒川区西尾久で子ども向けドローン教室を運営しています。
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SkyBrexドローンスクール(運営:株式会社スカイブレックス)
├ JUAVACドローンエキスパートアカデミー東京サテライト校(大人向け)
└ スカイブレックス KIDS DRONE 西尾久校(子ども向け)
住所 : 東京都荒川区西尾久1-31-6グロース・バウム63-102号
電話番号 : 03-6555-2050
荒川区から、子どもたちの「なぜ?」を「できた!」に変える探究の旅へ
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